インターネット利用に関する意識調査 スパムメールのトラブル多数

人材サービスのVSN(東京都港区)は16日、「インターネット利用に関する意識調査」の結果を発表した。ネット上で「スパムメール」、「ウイルス感染」、「身に覚えのない請求」を経験した人が多いこと、ログインID・パスワードは「記憶」、「紙で記録」で管理している人が多いことなどが分かった。

「インターネットを利用して遭ったことのあるトラブル」を選ぶ質問には、「スパムメール」(約27%)、「コンピューターウイルスに感染」(約16%)、「身に覚えのない請求」(約14%)と回答した人が多かった。また、女性に比べ男性の方がこれらを経験した人が多かった。

「ログインID・パスワードの管理方法」を選ぶ質問には、「自分で記憶」(約67%)、「手帳などの紙に記録」(約38%)と、アナログな回答が上位になり、「ブラウザの保存機能」(約21%)、「Word(ワード)やExcel(エクセル)ファイル等のテキスト保存」(約21%)、「アカウント管理ソフト・管理アプリ」(約9%)を大きく上回った。高い世代になるほど「紙に記録」が多くなった。

セキュリティ対策は、「有料ソフトの導入」が約47%で最多だった。“完全無料化”を望むものは「公衆Wi-Fi(ワイファイ)サービス」(約54%)、「音楽ダウンロード」(約31%)が多かった。

調査対象は10~50代のインターネットユーザー男女1100人。全国を対象に、インターネット調査にて行った。

(写真はイメージ)