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「農薬と健康-高まる懸念」を発表-グリーンピース・ジャパン

 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は3日、研究レポート「農薬と健康-高まる懸念」の日本語版を発表した。

 同レポートでは、特に農薬への曝露が多い農業・園芸従事者や、脆弱性が高い胎児と子どもに対する農薬の健康リスクを指摘している。また、農薬への曝露と多くの種類のがん、子どもの発達障害、神経機能障害、パーキンソン病、自己免疫疾患、悪性リンパ腫、筋萎縮性側索硬化症(ALS)との関連性について解説している。

 また、農薬による健康リスクを低下させるための今後の対策として、1. 合成化学農薬の使用を段階的に廃止すること、2. 「農薬の持続可能な使用に関する指令(Sustainable Use Directive)」の適切な実施を確実にすること、3. EUの農薬リスク評価プロセスを改善すること、4. 公的な研究予算を生態系農業にシフトして、農家が生態系農業を実践して確実な収益を得られるようにサポートすること、を提案している。

 日本語版の発行にあたり、日本での農薬使用と曝露の状況が加筆され、健康への影響が指摘されながらも日本で農薬として認められているネオニコチノイド系農薬、グリホサート、クロルピリホスなどの健康に与える影響などが取り上げられている。

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