2018年度新卒採用 「学生の売り手市場」だと思う企業61.2%

採用支援サイト「JOBRASS新卒」を運営するアイデム(東京都新宿区)は、30日、2018年度の新卒採用を行う企業の新卒採用担当者938人を対象に実施した「新卒採用に関するアンケート調査(5月1日状況)」の結果を発表した。「学生の売り手市場だと思う」企業が61.2%となり、前年に比べて8.1ポイント増加した。

採用活動の進捗については、前年よりも進みが遅れている。準備や広報も含めて「現在行っている」が68.7%、「まだ何も行っていない」27.5%で、これらは前年と同程度となった。一方で「既に終了している」が3.8%で、これは前年の11.7%から7.9ポイント減少。

活動の進捗は、従業員規模によって差が生じている。規模が大きくなるほど「現在行っている」企業の割合が高くなり、1000人以上の規模の企業では8割を超えた。反面、「まだ何も行っていない」企業の割合は、規模が小さくなるほど高くなり、「99人以下」の企業では49.5%と半数に上った。

また、採用活動を「現在行っている」「既に終了している」と回答した企業に「学生の売り手市場だと思うか」と質問したところ、「思う」が30.3%、「どちらかと言えば思う」が30.9%で、合わせて61.2%となり、前年の53.1%から8.1ポイント増加した。なお、内定状況については、既に内定者が「いる」と回答した企業は46.2%だった。

同社分析担当者の岸川宏氏は「採用活動開始前の準備(学校や学生との接点作り)を広報活動解禁前の2q月末までに行ったとする企業は63.7%と、昨年の48.1%から10ポイント以上増加した。例年よりも早い動き出しにもかかわらず、選考に応募してきた学生が0人と回答する企業は21%(前年同月10.4%)にのぼり、応募者の確保に苦戦している様子がうかがえる」とコメントしている。

(写真はイメージ)

 
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