世界が見える! 米株ウォッチ

【世界が見える! 米株ウォッチ】先行き安心感と業績期待で上昇傾向

アメリカ株式市場で見る世界動向通信

10月9~13日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は、上昇傾向だった。週の頭は北朝鮮リスクを意識して積極的な売買は行われなかったが、景気の先行きへの安心感や企業の業績への期待で上昇した。

9日は前週末比12.60ドル(0.06%)下落、2万2761.07ドルだった。10日は北朝鮮の朝鮮労働党の創建記念日で、北朝鮮リスクを意識して積極的な取引が控えられた。週末に決算発表を控えた金融株が売られ、相場の重しとなった。

10日は上昇、2万2830.68ドルだった。国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通しを上方修正したことで、景気の先行き見通しへの安心感が広がった。

11日は続伸、2万2872.89ドルで最高値を更新した。決算発表シーズンに突入し、業績期待から買われた。この日公表された9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、年内の利上げに言及しつつも、今後の利上げペースは緩やかになることが示唆された内容だったことから、株に資金が流入した。

12日は下落、2万2841.01ドルだった。目立った材料がない中、原油価格の下落でエネルギー関連株が売られた。金融のJPモルガンチェースやシティグループの決算は市場予想を上回ったが、材料出尽くしと判断され下落した。

13日は上昇、2万2871.72ドルで取引を終えた。引き続き企業業績への期待から買いを誘った。9月の米小売り売上高や消費者物価指数(CPI)などの経済指標が市場予想に届かなかったことで、今後の利上げペースが緩やかになるとの思惑も株買いを後押しした。

TOPIXの動き
10月9~13日の東京市場、TOPIX(東証株価指数)は、上昇。約10年2か月ぶりの高値となった。

週の前半は10日の朝鮮労働党創建記念日に、北朝鮮による軍事行動が行われなかったことで安心感が広がった。米国株が上昇傾向であったことや、企業決算への期待感から買われた。

(写真はイメージ)

関連記事一覧