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路線バスの空きスペースを活用した共同輸送で、CO2・運転時間を5割削減へ。

路線バスの空き資源活用 共同輸送でCO2・運転時間を5割削減

国土交通省は2月20日、宮崎交通、日本郵便、ヤマト運輸の3社による、一般路線バスを活用した貨客混載・共同輸送を認定した。これにより、複数事業者の貨物を同一便で共同輸送する全国初の取り組みが実現する。

これまで日本郵便は、宮崎県西米良村にしめらそん村所 むらしょ 郵便局から西都市さいとしの西都郵便局間の輸送を軽貨物車で1日3往復してきた。そのうち片道1輸送分(45.6km/75分)について、既にヤマト運輸が実施している貨客混載バスの空きスペースを活用し、村所バス停から西都バスセンター間で貨客混載・共同輸送を実施する。

この共同輸送により、CO2排出量が年間46.2%削減でき、運転時間は年間50%(377.5時間)省力化、地方バス路線の安定的な収入の確保などの効果が想定されるという。

(写真はイメージ)