中国の9月製造業景況感 6年半ぶりの低水準へ

中国の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、英金融情報サービス会社マークイットと中国財新伝媒(Caixin Media)によると、47.0と8月の47.3よりさらに0.3ポイント減少し、6年半ぶりの低水準となった。PMIは製造業やサービス業の購買担当者を対象に、景況感に関して行うアンケート調査。

中国の経済成長の減速が顕著となった8月よりさらに減少したことが、中国の一時的な景気減速でないことを示す可能性がある。

調査では「市況はまだ健全な状態であり、8月に実施された政府の大量財政支出の効果がまだ現れておらず、我慢が必要な時期ではないか」としている。

(写真はイメージ)