農水省「やっぱりごはんでしょ!」開設、おかわり無料店舗情報など

お米情報サイト「やっぱりごはんでしょ!」開設 農水省

農林水産省は10月26日、米の消費拡大を目的として、お米に関する情報サイト「やっぱりごはんでしょ!」の開設を発表した。サイトでは、全国のごはん大盛り・おかわり無料の店舗情報、ごはん・米粉のレシピ紹介などを掲載。同省と食べログ、ぐるなびとの提携により、ごはん大盛り・おかわり無料店舗を都道府県別に検索できるようになっている。また、10月16日が国連の制定する「世界食料デー」だったことを受け、現在、国内各地で食に関するイベントも行われている。

特定非営利活動法人TABLE FOR TWOでは「おにぎりアクション2018」を実施。これはインスタグラムやツイッターなどのSNSで「#OnigiriAction」のハッシュタグをつけて、おにぎりと一緒の写真を投稿することで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食が届くという取り組みだ。写真の投稿期間は今月20日まで、おにぎりの写真1投稿につき協賛企業から給食5食分に相当する100円が寄付される。

日本の食糧消費は、生活水準の向上や消費者の選択肢の拡大などによって多様化しているが、その中で米の消費量は1962年をピークとして一貫して減少してきた。日本人の米の年間消費量は減少傾向にあり、1962年度には1人あたり年間118.3kgだった米の消費量は、2017年度には54.2kgへと半減している。

同省は企業や団体が実施するお米に関する活動の支援もしている。

(写真はイメージ)