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就活2018、動き出し早まる 6月前に面接選考開始が66.5%に増加

2020卒就活 続く売り手市場、7割以上の企業が5月までに内々定

マイナビは16日、2020年卒マイナビ企業新卒採用予定調査を発表した。9年連続で採用予定数を「増やす」が「減らす」を上回り、学生優位の売り手市場の傾向が強く打ち出される結果となった。また、採用活動は前年より前倒しとなっており、7割以上の企業が5月までに内々定出しを始めることがわかった。

調査対象は国内企業1541社(内訳:上場 414社・非上場 1127社/製造 646社・非製造 895社)で、調査期間は2019年2月13日~3月6日。

採用予定数については、大学(文系)は「増やす」が29.9%、「減らす」5.7%、大学(理系)は「増やす」が31.0%、「減らす」が4.1%と、文系理系ともに9年連続で「増やす」が「減らす」を大きく上回った。2019年卒入社予定数と比較すると、2019年卒実績の15.4%増の採用を予定している結果に。今年も学生優位の売り手市場は続く模様。

経団連が採用スケジュールの指針を策定するのは今回(2020年卒)が最後となるが、企業の採用活動は前年より前倒し傾向。内々定出し開始は4月が31.3%でピークとなり、73.1%の企業が5月までに内々定出しを開始するという。

また、OB・OG訪問についての問いでは、47.1%の企業が「OB・OG訪問を受け入れている」と回答。現場社員と話すことで仕事内容や社風を理解してもらうことが、受け入れの最も大きな理由となっているという。

同社社長室リサーチ&マーケティング部部長の栗田卓也氏は、今回の調査結果について「競争意識が働き、早期から学生と接触・選考を行う企業も増加している」と総括。特に、4月から内々定を出し始める企業が3割を超えている点について、「学生は十分な企業理解もないままに内々定を得て、意思決定を迫られるケースも増えそう」だと指摘した。

(写真はイメージ)