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民間月面探査チームHAKUTO、宇宙環境での通信システムをKDDIと共同開発

月面へロボットを送り込むビジネスの育成を目的に開催される、民間組織による月面無人探査を競う国際賞金レース「グーグル・ルナ・エクスプライズ(GLXP)」。このレースに日本から唯一参加するチーム「HAKUTO (ハクト)」の運営会社ispace(東京都港区)が、 KDDIとオフィシャルパートナー契約を締結すると、3月23日に発表した。auで培ってきた通信技術などの専門性を生かし、月面探査ロボットの通信システムを共同開発する。

レースのミッションには、月面着陸、走行、搭載カメラによる月面の画像の送信がある。HAKUTOは地上からの遠隔操作により、月面着陸船を経由した電波の無線通信を使って月面探査ロボットを動かす。地球から月面までの距離は約38万8400km。月面の環境では地上とは異なる電波の飛び方が考えられ、通信にはさまざまな困難を伴うことが予想される。KDDI研究所は、月面環境に対応した途切れない無線通信システムの構築や、高解像度の画像の送信技術の検討を進め、HAKUTOのサポートを試みる。

ミッションでは、民生技術を活用する点も重視される。HAKUTOは月面での通信に、地上のモバイルデータ通信用の周波数帯を使うことを計画しており、身近な通信技術の宇宙探査への展開を試みる。
 

(写真はイメージ)

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