白馬村でAI活用実験 観光客の導線を予測

長野県白馬村観光局は19日、システム開発企業の神戸デジタル・ラボ(KDL)など2社と共同で、人工知能を用いた観光客の行動分析および導線予測などを行い、観光施策を改善する実証実験を開始した。

スマートフォンアプリから得られる観光客の位置情報を元に次の行動や求めるコンテンツを予測。観光客がいる場所に応じて提示する情報コンテンツを変え、その場で観光客が求めていると想定される情報を提供する。

白馬村はスキーや登山等で有名なエリアで、近年は訪日外国人観光客も増加しており、観光客の満足度向上や来訪促進を目指している。そのために「今その場所にいる観光客が次にどこへ訪れるか」を予測し、その導線から「立ち寄り」ニーズを抽出、観光客へ白馬村での満足度の高い多くの体験を提供する。

画像提供:長野県白馬村観光局
人工知能によって提供される結果(イメージ)

 
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