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ドイツ人口の5人に1人はルーツが外国人

ドイツ連邦統計庁の発表によると、ドイツの人口の5人に1人は外国人のルーツを持っており、この割合は若年層になるほど多くなることが明らかになった。16日付のフランクフルターアルゲマイネ紙オンライン版が伝えた。

この統計で定義される「外国人のルーツを持っている」とは、本人、または両親の少なくとも一方が出生時にドイツ国籍を持っていなかった場合を指し、この中にはドイツ生まれの場合と、外国で生まれてドイツに移民した場合の両方が含まれる。なお、昨年ドイツは大勢の難民を受け入れたが、まだ正式に難民申請が認可されていない第一段階の受け入れ状態にある難民は今回の統計に含まれていない。

ドイツの人口に占める外国人のルーツを持つ人の割合は、5人に1人に当たる20%で、1710万人に上る。これは昨年比で4.4%増加しており、過去最高の数字を記録。年齢層別では未成年だとさらにこの割合が増えて3人に1人が外国人のルーツを持っている。一方で、年金生活者の場合はこの割合は減り、10人に1人以下であることが明らかになった。

「外国人のルーツ」の中で最も多い国はトルコ、ポーランド、ロシアの3カ国。さらにトルコと並んで多くのガストアルバイターと呼ばれる外国人労働者をドイツに送り出したイタリア、ギリシャ出身者も多くを占めている。

(写真はイメージ)

 
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