
横須賀バイリンガルスクールYBSが国際アワード最高位を受賞
横須賀バイリンガルスクール(以下、YBS)は7月27日、国際アワード「Brands For Good Awards 2026」の「EDU FOR GOOD」部門で最高賞を受賞したと発表した。同賞における最高位の受賞は、日本の教育機関として初めてとなる。質の高い教育や多文化理解、地域社会への貢献、誰もが安心して学び活躍できる環境づくりを重視した組織運営が高く評価された。
YBSの原点は、米軍基地があり多くの外国籍住民が暮らす横須賀で、日本人と外国人の文化的ギャップを埋めたいという思いにある。代表の井上芙美氏が、国際的な背景を持つ家庭が地元の学校制度で直面する課題を目にしたことをきっかけに、2013年に設立した。背景や言語の異なる子どもたちが自分らしく過ごせる学びの場を目指し、地域ぐるみで国際感覚を育む環境づくりを続けてきた。
評価を行った「Brands For Good Awards」は、シンガポールの非営利団体が2018年に創設した国際的な賞で、企業の社会的役割や貢献度を審査するものだ。2026年に新設された「EDU FOR GOOD」部門において、YBSが日本から唯一選出された。
YBSは、農業体験やアートフェスティバルといった地域資源を活用した探究学習を実施している。2022年には、イギリスの教育機関が認めた世界標準の教育プログラムを提供するケンブリッジ国際認定校に指定された。アジアの教育大会への参加などを通じて多様な価値観を受け入れる環境も整え、卒業生は海外の全寮制中高等学校(ボーディングスクール)進学などの実績を残している。
今年の2月には神奈川歯科大学との提携を開始し、教育環境のさらなる向上に取り組む。井上氏は、国や地域の枠を超えて世界で役割を果たすとともに、創業時からの理念に基づき、境界のない世界で活躍できる人材の育成を目指す姿勢を示した。
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