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羽田空港が「ロボット実験場」へ 外部ロボット企業公募開始

羽田空港で20日、ロボット技術導入を推進するプロジェクトが始まった。ロボットの実験導入を進めるため、羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングが設置した「ハネダ ロボティクス ラボ(Haneda Robotics Lab)」で、10月13日まで外部参加事業者を公募する。募集する部門は、羽田空港利用者への案内、移動支援に加え清掃の3つ。

年間7500万人が利用する羽田空港は、訪日外国人に向けた外国語での接客や案内など多様な対応が必要とされている。今年2月、日本航空(JAL)と野村総合研究所が仏アルデバラン・ロボティクスの人型ロボット「NAO」による接客の実証実験、9月には日立の人型ロボット「EMIEW3」が接客や案内などを行うために実証実験が行われていた。接客以外でも、昨年9月からリムジンバスで荷物を運ぶ作業にサイバーダインの作業支援ロボット導入や、清掃業務のロボット活用など、積極的なロボット活用が進んでいる。

同社は、日本の玄関となる国際空港において「最先端ロボットの活用の場とすることで、日本の技術開発が世界中に発信されていくことを目指す」としている。

羽田空港が「ロボット実験場」へ 外部ロボット企業公募開始
画像提供:日本空港ビルデング株式会社

 
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