ヨーロッパでお手軽ランチ! 「ケバブ」を食す

ヨーロッパでお昼に食事をしようと店に入ると、大衆的な食堂だとしても最低10~12ユーロ(約1140~1368円)くらいのランチメニューから始まる。それにチップを加えると、日本の感覚では立派なランチの価格となるのが常だが、「少し食費を抑えたい」、そんな時にオススメなのは中近東発祥の「ケバブ」だ。

スペイン・バルセロナの街中を歩いていると、トルコ近辺の出身者が腕を振るうケバブレストランによく出くわす。ランチタイムに早速、目についたトルコ料理店に入ってメニューを眺めてみる。ケバブ以外にもイスラエル料理のひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」などの料理が並び、値段も単品で4.5ユーロ(約513円)から、ポテトやドリンクのセットも選べる。

ところで、日本ではケバブというと白いピタパンのようなものに肉や野菜が入ったサンドのようなものをいうことが多いが、本場では違うらしい。トルコでケバブとは、「焼いた肉」という意味である。回転する機械で万遍なく焼いた肉をそぎ落として作る、日本でおなじみの「ケバブ」は、「回転」という意味のドネルをつけてドネルケバブと呼ぶようだ。

店員を呼んで注文をする。まず肉を牛肉にするか鶏肉にするかを尋ねられ、次にソースをスパイシーにするかノンスパイシーにするかを選ぶ。注文を受けた後にキッチンでは準備が始まった。

待つこと3分、アルミホイルに包まれた熱々の「ドネルケバブ」を、「グラシアス」と言って微笑む店員が渡してくれた。薄いトルティーヤの中に、トマト、レタス、玉ネギ、ビーツなどたっぷりの野菜が入り、今まさに目の前で削ぎ落とされたばかりの、こんがりと焼けた牛肉が大量に包まれている。

具材が棒状に巻き込まれているというスタイルは、日本の海苔巻き、韓国のキンパプとも通じるといったところか。異国で食べる庶民的な食事で空腹も満たされ、ホッと一息ついた。

ヨーロッパでお手軽ランチ! 「ケバブ」を食す
*1ユーロ=114円で換算

 
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