トヨタ・BMW・独アリアンツ、自動運転車技術のナウトと提携

自動運転車技術ベンチャーの米ナウト(NAUTO)は、独BMWとトヨタ、独保険会社アリアンツと戦略的提携を結んだと、7日に発表した。

3社はナウトに投資するとともに、ナウトの自動運転車の開発に関する協業を行う。ナウトはこれまで、クラウド環境やあらゆる車両に取り付けられるデバイスで稼働するディープ・ラーニング機能を開発してきた。このシステムは、既に米国で商用車や配送車両向けに提供している。

今回の提携により各社は、AIで制御する車両ネットワークなど、ナウトがもつ技術とデータを使うことができる。今後、ナウトのデバイスを装備した車両が増加することで、ドライバーや車両の挙動に関する情報を膨大に蓄積。この情報から、優秀なドライバーが実際の都市の交通状況下でどのように運転するか、誤操作や注意散漫な状態、事故につながる状況でのドライバーの振舞いなどを理解することができるという。

ナウトのシステムは、車載カメラ、センサーハードウェア、スマート・ネットワーク、学習し続けるクラウド環境から構成され、自動運転車に限らず一般車も含めたあらゆる車両が、ネットワーク・テクノロジーを備えることができる。

また、ナウトのシステムはドライバーを評価するだけでなく、危険な状況を検出して、事故が起こる前にドライバーを指導し、積極的に警告を発することができるため、保険会社は、ドライバー個人の状況をより正確に把握し、リスクアセスメントの提供、不正請求の削減が可能となる。

トヨタリサーチインスティテュートCEOのギル・プラットは「ナウトのシステムは、安全で信頼性できるモビリティ・システムを開発するというわれわれのコミットメントと一致する。今回の協業が、我々のディープラーニング・システムでの取り組みを加速させ、より安全な技術革新を可能にしていくだろう」と述べている。

(写真はイメージ)

 
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