日本ダムアワード 北海道豪雨で流域守った「金山ダム」が大賞に

日本ダムアワード 北海道豪雨で流域守った「金山ダム」が大賞に 

全国各地にある”ダム”の1年間の活躍を評価・表彰する「日本ダムアワード2016」が18日、東京カルチャーカルチャー(東京都渋谷区)にて開催された。ダムファン有志による選考委員と観客の投票で、各部門で今年もっとも印象に残る働きをしたダムを選出し、その功績を称えた。

受賞したダムは以下の通り。
選評は日本ダムアワード選考委員会萩原雅紀氏のコメント。

▽ダム大賞、洪水調節賞 「金山ダム」(北海道/国土交通省)
「今年北海道を襲った豪雨の中でも、特に規模の大きな被害が出た空知川流域を何とか守ろうとギリギリまで水を貯めて耐えた金山ダムの働きが支持を得た」。

▽放流賞 「上椎葉ダム」(宮崎県/九州電力)
「発電用ダムは、水を無駄にしないために大雨時以外では滅多に放流しないが、『地元の観光のために特例的に放流したこと』への驚き。また、このダムは日本で初めて造られたアーチダムであるため、(ダムファンの間で)ある種神格化されたような存在。このダムが放流したという二重のインパクトがあった」。

▽イベント賞 「鹿野川ダム」(愛媛県/国土交通省) 
洪水吐トンネルフリーウォーキング(トンネル貫通見学会)
「ダム改造工事のトンネルが貫通する瞬間を一般人の見学会に組み込むという過去に例を見ない発想と、現場の方々のダムをPRしたい熱意が強く感じられた」。

▽低水管理賞 「羽鳥ダム」(福島県/農林水産省)
「もともとは農業用水用ダム。前例がないほどの渇水に見舞われた状況と、それに対峙するダム職員や下流の農家さんたちの献身的な協力によって乗り切ったというドラマが支持されて」。

▽臨時部門賞 ライトアップ賞 「月山ダム」(山形県/国土交通省)
「もともと美しい半円が刻まれた堤体に雪解け放流とライトアップが重なるという、”反則級”の美しさが決め手だった」。

日本ダムアワード 北海道豪雨で流域守った「金山ダム」が大賞に
結果発表の様子

冒頭の写真は、ダム大賞と洪水調節賞をダブル受賞した北海道の金山ダム(炭素さん撮影)

画像提供:日本ダムアワード選考委員会

 
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