フェイスブック、VR技術ベンチャー買収

2014年初頭にフェイスブックが20億ドルで買収をしたVR(仮想現実)会社オキュラス(Oculus)が、アイ・トライブ(Eye Tribe)を買収したことが12月28日に明らかになった。アイ・トライブは、視線トラッキング技術を持つ16人からなるデンマーク発のスタートアップ企業だ。

米ビジネス情報サイト、ヴォックス・メディア(Vox Media)によると、買収額を含め、買収の詳細についてオキュラスのスポークスマンはコメントをしていないが、この視線トラッキング技術をフェイスブックがどのように活用するのかは明らかだ。オキュラスはVRヘッドセットを手掛けており、主にゲーム分野で強みを持っていた。ワイアード(Wired.jp)によると、14年にフェイスブックがオキュラスを買収した際には、その強みをさらに通信、メディア、エンターテインメント、教育など新しい市場に広げていく計画だった。

今回の買収により、オキュラスのVR技術にアイ・トライブの視線トラッキング技術が投入される。これによりユーザーが画面のどの部分を見ているのかを察知し、映像のレンダリングを効率的に行い、より投入感の高いVR体験が可能となるという。手を使うことなく、視線を動かすことで画面のスクロールや操作ができるようにもなる。
また、フェイスブックは現在その売り上げの大部分を広告ビジネスで得ている。ユーザーが実際にVRの世界で何を見ているのかをトラッキングすることにより、より適切な広告の提示を行うことができるようになるという利点がある。

(冒頭の写真はイメージ)

 
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