那須どうぶつ王国でライチョウふ化 全国で5施設目

那須どうぶつ王国でライチョウふ化 全国で5施設目

国の特別記念物で絶滅危惧種ライチョウの人工繁殖事業に取り組む那須どうぶつ王国(栃木県那須町)で、ライチョウが4日に1羽、5日に2羽ふ化した。上野動物園で産まれた卵が6月28日に那須どうぶつ王国に移送され、ふ卵器で温めていた卵がふ化したもの。これにより環境省のライチョウ保護増殖事業計画で選定された5カ所の飼育施設すべてでヒナが生まれたこととなった。

5日にふ化した1羽は7日に死亡した。同園の園長は「はじめての試みなので、そんなに甘くないし、何が起こるか分からないというのが現実だが、そういう事も含めてすべての肥やしにしていきたい」と述べた。

ライチョウ保護増殖事業は、2015年に富山市ファミリーパーク(富山県富山市)と上野動物園(東京都台東区)の2施設から始まり、16年に大町山岳博物館(長野県大町市)が加わった。15、16年は乗鞍岳で採取した卵から生まれたヒナを育てた。17年は昨年育てたライチョウからの繁殖に成功。6月にいしかわ動物園(石川県能美市)と那須どうぶつ王国が新たな施設として選定され、移送した卵からふ化に成功している。

那須どうぶつ王国でライチョウふ化 全国で5施設目

画像提供:那須どうぶつ王国

参考記事
いしかわ動物園、全国で4番目のライチョウ飼育施設に選定(2017/06/27)

 
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