日本生態学会、特定外来生物ヒアリ侵入対策の要望書提出

ヒアリ研究グループ発足、九州大学

九州大学は24日、同大の村上貴弘准教授(持続可能な社会のための決断科学センター)を代表者とし、アリ研究者4人からなる「九州大学ヒアリ研究グループ」を発足したと発表した。

同グループの目的はヒアリの定着を防ぐために九州周辺でのヒアリと疑われるアリの同定支援、講習会や啓発活動、ヒアリの生体や行動に関する助言や情報提供を自治体や港湾・空港事業者などに向けて行なうことなど。個人の相談には応じない予定だ。

5月26日に兵庫県尼崎市で、日本で初めてヒアリの侵入が発見されて以来、多くの侵入事例が報告され、7月21日には福岡市のアイランドシティでもヒアリが発見された。ヒアリは一度定着すると根絶が非常に難しく、健康被害や経済被害が生じると言われている。

(写真はイメージ)

参考記事
日本生態学会、特定外来生物ヒアリ侵入対策の要望書提出(2017/07/17)

 
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