31日の夜は皆既月食を見よう!

31日の夜は皆既月食を見よう! 夜9時前にスタート

31日の夜、日本全国で皆既月食が見られる。満月が欠け始めるのが夜8時48分。部分的に欠けた状態の「部分食」がしばらく続き、地球の影に完全に月が隠れる「皆既食」は夜9時51分から始まる。食の最大が夜10時30分で、皆既食の終わりは夜11時8分。再び部分食となって次第に丸い形を取り戻して行き、2月1日未明0時12分に部分食も終わる。

部分食の間は月が欠けていくが、皆既食となった月、は新月のように完全に真っ黒となって姿が消えてしまうのではなく、「赤銅色しゃくどういろ」に見える。これは、太陽光が地球の大気を通過する際に、波長の短い青い光が散乱され、赤い光が屈折して皆既食中の月面を照らすため。

日本で見えた前回の皆既月食は2015年4月4日だった。次回は今年の7月28日。3時24分に欠け始め、4時30分に皆既食になるが、東京では皆既食になったまま4時49分に沈んでしまい、東北地方以西でしか見られない。その次に日本全国で見られるのは2021年5月26日。東京では夜6時37分に月が昇り始めてすぐの6時45分に部分食が始まる。一部始終を見られる月食は2022年11月8日だが、この時も地方によっては月食の状態で昇ってくる。

気になる天気は、北海道から東北にかけて日本海側は所々で雪となるが、太平洋側は晴れて観測できそうだ。関東甲信、東海、近畿は雲が広がりやすいものの、観測のチャンスあり。北陸から中国、四国、九州、沖縄ではあいにくの雲に覆われそうだ。

国立天文台では「皆既月食を観察しよう2018」で、特に皆既食中の月の色に注目し、観察した結果を専用フォームで報告するキャンペーンへの参加を呼び掛けている。

画像提供:NAOJ(国立天文台)

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