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島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス

島津家の洋館がスタバに 薩摩の歴史と桜島の絶景を堪能

おなじみの緑と白の、人魚のロゴの丸い看板が控えめに掲げられた、木造建築二階建ての洋館。注意してよく見なければスターバックスとは気づかずに通り過ぎてしまいそうな重厚感のある佇まいだ。入り口から一歩足を踏み入れると、優しい色のあたたかなランプが室内を照らし、木のぬくもりを感じさせるテーブルが並べられた空間が広がっている。

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス

スターバックス鹿児島仙厳園せんがんえん店は、西郷隆盛ゆかりの地、鹿児島の名勝とされている仙厳園に隣接しており、目の前には桜島と錦江湾きんこうわんの雄大な景色が広がっている。登録有形文化財の「旧芹ヶ野せりがの島津家金山鉱業事業所」をリノベーションし、「歴史と現代が融合した特別な空間で、訪れる人をもてなすサロン(Salon de Siren)」をコンセプトに2017年3月にオープンした。この建物はもともと、1904年に鹿児島線北西部のいちき串木野市の芹ケ野金山に島津家の金鉱山事務所として建造したものを、1986年に現在の場所に移築したのだそうだ。

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス窓の外には桜島を拝むことができる。この日は頂上がうっすらと曇りがかっていた
2階建ての洋風木造建築の中には、訪れる人を薩摩の歴史ある文化でもてなす工夫が詰まっている。コーヒーを注文するバーカウンター、天井や照明は、薩摩切子とスターバックスのロゴの人魚の鱗からインスパイアされたデザインだ。

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス
薩摩切子の技術でデザインされた木のバーカウンター

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス
一階右手の部屋には、薩摩とコーヒーの歴史に関する写真が飾られている。座席スペースも店内の空間もゆったりしている

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス
2階席中央には鹿児島県産の杉板を1枚使った10人がけ用の机が置かれている。手すりや壁などに使用されている紺色は、薩摩絣の紺色。

島津家ゆかりの有形文化財で薩摩の歴史を感じ桜島の絶景を堪能できるスターバックス
あたたかなランプの横には地球儀を真鍮の20面体にしたオブジェ。緑色の星がついているところはスターバックスが取引のあるコーヒー農園だ
仙厳園や隣接する薩摩切子の工房を訪れる観光客が多いことから、週末の午後には席を確保するのが難しいほどの賑わいを見せるのだそう。近代日本を支えた偉人を多く輩出したこの薩摩の地で、その歴史と文化に想いを馳せながらほっと一息落ち着く時間を、このスターバックスで過ごしてみるのもよいかもしれない。
【店舗情報】
店舗名:スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9688-1
営業時間:8:00~21:00
席数:79席(店内65席 テラス14席)

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