管理職の8割がテレワーク推進も、現場で活用されない理由は?

管理職の8割がテレワーク推進も、現場で活用されない理由

総合人事・人財サービスを展開するアデコは17日、テレワークの活用状況や課題に関する意向についてのアンケート調査の結果を発表した。

同調査では、テレワークを「インターネットなどを利用することで、本来勤務する場所から離れ、自宅などで仕事をすることができる」ことと定義。現在テレワークを制度として導入している企業に勤務する管理職(部長職および課長職)500人を対象にアンケートを実施した。

「あなたのチームで、いま以上にテレワークを推進したいと思いますか」という質問では、22.6%が「そう思う」、46.2%が「どちらかといえばそう思う」となり、約7割にあたる344人が、自身のチームでよりテレワークを進めたいと回答。また、自身のチームでいま以上にテレワークを進めたいと回答した344人に対し、「その理由は何ですか」と質問すると、最も多かった理由は「ワークライフバランスを向上させたいから」が58.1%、次いで「生産性が向上すると思うから」が37.5%、「従業員の満足度を向上させたいから」が34,3%と続いた。

一方、「あなたのチームでテレワークを活用していますか」との質問には、「テレワークの対象者がいないため回答できない」と答えた73人を除く427人のうち28.1%が「あまり活用していない」、23.4%が「まったく活用していない」と回答。実に、半分以上となる220人、51.5%の管理職が自分のチームでテレワークを活用していないことがわかった。このテレワークを活用していないと回答した220人に「その理由は何ですか」と質問したところ、理由として最も多かったのは「生産性が上がるかどうか疑問なため」が40.5%、次に「仕事とプライベートのメリハリがつかなくなりそうだから」が30.9%と続いた。

政府が推進する働き方改革だが、2020年におけるテレワーク導入企業を2012年度の11.5%の3倍、週1日以上終日在宅で就業する雇用型在宅型テレワーカーの数を全労働者の10%以上に引き上げることを目指している。このテレワーク推進の一環として、今年は7月23日から27日の5日間にわたり「テレワーク・デイズ」が行われる予定だ。

(写真はイメージ)