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レジャー目的で訪れたい観光地、日本は2位 ビザ(Visa)が調査

ビザ・ワールドワイド(Visa、東京都千代田区)は16日、海外旅行の動向と旅行行動をグローバルに調査・分析した「Visa Global Travel Intentions Survey 2015」を発表した。「過去2年間にレジャー目的で訪れた観光地」、「今後1年間に最も訪れる可能性の高い渡航先」の両方で、日本は米国に次いで2位となり、2013年の前回調査からポイントを上げた。また日本への旅行者の約4人に1人が、1年以内に日本をまた訪れたいと回答した。

「過去2年以内に訪れた観光地」の上位は、米国(18%)、日本(15%)、香港(12%)、シンガポール(12%)、フランス(12%)、英国(12%)、オーストラリア(12%)だった。日本は前回調査では8位、9%で、それと比べると6ポイント上がった。「今後1年以内に訪れる可能性の高い渡航先」の上位は、米国(8%)、日本(7%)、オーストラリア(6%)だった。日本は前回調査では5%で、米国に次いで英国と同率2位だった。

旅行目的に関して、日本への旅行には文化経験を求めている比率が48%となり、他国への旅行における38%と比べて高くなった。また、旅行者の77%が「興味深い経験に対して当初の予算を超えて支払うことを厭わない」と回答し、出費額とクレジットカード払いの率も、前回調査と比べて増えている。37%の人が「カード払いがもっと利用できれば消費額は増える」と回答していることから、カード払いの受け入れ環境を整備していくことで消費行動を促し、訪日外国人観光客によるインバウンド消費を最大化できると同社は分析している。

調査対象は、24カ月以内に海外旅行をしたことがある、または今後24カ月以内で海外旅行に行く予定がある、世界25カ国の18歳以上の男女1万3603人。インターネット調査または訪問面接調査によって行った。

(写真はイメージ)