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2018年の就活キーワードはタッチポイントの「早期化」と「多様化」

マイナビは26日、2019年卒業予定の学生を対象とした「2018年度(2019年卒)新卒採用・就職戦線総括」を発表した。企業の採用活動と学生の就職活動状況や今後の展望などを総括した結果、タッチポイントの「早期化」と「多様化」が、今シーズンの就活のキーワードとなったことがわかった。

2018年度(2019年卒)新卒採用・就職戦線の特徴としては、4つのポイントが挙げられており、1つ目が企業と学生の接点の「早期化」と「多様化」だ。学生のインターンシップ参加率は78.7%、企業の実施率は48.6%に達し、インターンシップが就職活動の中で定番の手法となっていることがうかがえる。またインターンシップ以外でも、企業による「キャリア授業への協力」「社内・工場見学」「OB・OG訪問の受け入れ」や「産学連携プロジェクト・ビジネスコンテスト」の実施も進み、企業と学生の接点は「早期化」に加え、「多様化」している。

2つ目の特徴は、学生の行動量の減少だ。企業の採用意欲が前年同様に非常に旺盛だった今年、学生は前年から業界・仕事研究を進めて応募企業を一定数選んでおり、3月以降は前年より早く選考フェーズが進行した。結果、学生一人当たりの応募数やセミナー参加、OB・OG訪問、面接数などにおいて、全体的に行動量は減少した。しかし内々定社数は増加しており、多くの学生にとって効率のよい活動ができた年だといえる。

3つ目は、6月選考開始になって3年目の今年、5月末の内々定率が初めて6割を超えた点だ。6月末時点で2社以上の内々定を保有している学生は全体の45.2%となった。その一方で、企業は内々定辞退への対策や対応に迫られた。

4つ目は、採用環境が厳しいながらも採用増を目指した結果、採用対象が拡大したこと。短大生や専門学校生、高校生のほか、国内の来日外国人留学生に加えて、海外で学ぶ外国人大学生の採用を進める企業が増加した。さらに今後は法定雇用率引き上げの影響もあり、障がい者採用への取り組みが活発になることが予測されるという。

(写真はイメージ)

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