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パナソニックがクッキーを焼くプログラミング教材「Scratchトースター」開発

パナソニックがクッキーを焼くプログラミング教材「Scratchトースター」開発

パナソニックは6日、プログラミングで制御できるトースター機能を備えたプロトタイプ(以下、Scratchトースター)を試作し、Z会が作成協力するプログラミング教材と組み合わせた新たなカリキュラムを開発したことを発表した。このカリキュラムを実際の教育現場で検証するため、新潟県新潟市立光晴中学校でパイロット授業を実施した。

パナソニックは、くらしを題材にした新しいプログラミング教育の研究開発を推進し、2018年からマサチューセッツ工科大学(MIT)で研究開発を行っている。MIT Media Labが開発した教育用プログラミングソフト「Scratch」を適用し、創造的な学びの場を作ることを目指している。Scratchトースターは、さまざまな家電操作に拡張する取り組みとして最初のプロトタイプとなる。

光晴中学校では10月から11月にかけて、3年生の「総合」の授業時間内でパイロット授業が行われた。生徒はクッキーの生地づくりからScratchトースターで焼き上げる一連の工程に取り組み、その過程で用いる化学や生物の知識や調理プロセスをプログラミングを通して学んだ。

従来のプログラミング教育では、ゲームやロボットを題材に物理や数学の知識と関連付けた学びが中心となっているものが多い。今回、Scratchトースターを活用することで、「料理」を題材に加熱や下処理など、調理に結びつく化学や生物の知識に関連付いた創造的な学びが期待できるという。

同社は今回のパイロット授業を通して、創造的な学びのある住空間の創出を目指し、教育としての効果を実証しながら、くらしに根差したサービスの実現に取り組むとしている。

画像提供:パナソニック

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