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リスキリング調査 20~30代が習得したいスキル第1位は「英会話」

ヒューマンホールディングスは12日、2030代のリスキリング(学び直し)に関する意識調査の結果を公表した。リスキリングで習得したいスキルは「英会話」が25%で最多となり、学びの目的は「自分の価値を高めるため」、次いで「仕事の幅を広げるため」と、キャリア構築を見据えた傾向が強いことが明らかになった。

リスキリングに取り組んだことのある、またはこれから取り組みたいと思っている分野は、1位「英会話(25.4%)」、2位「会計・経理・財務(15.0%)」、3位「FP[ファイナンシャル・プランニング](14.7%)」だった。

また、リスキリングに取り組む目的として多かったのは、「自分の価値を高めるため(24.4%)」「仕事の幅を広げるため(19.7%)」「スキルや能力を可視化するため(15.5%)」が続いた。

語学スキルを身に付けることで業務範囲を広げる意識や、現在の職務においてより高度なスキルを身に付けるアップスキリングの意識が読み取れる。

一方で、「今の仕事に不安を感じているから」「環境の変化に対応するため」といった外的要因による不安解消などのために取り組む傾向は低く、自身のキャリア構築のためにリスキリングを捉えていることが推測される。

リスキリングに取り組む上で悩みに感じていることは、「モチベーションを維持できない(35.6%)」「取り組むためのお金がない(35.4%)」「取り組むための時間がない(35.2%)」が上位にあがった。

語学スキルを身に付けることで業務範囲を広げる意識や、現在の職務においてより高度なスキルを身に付けるアップスキリングの意識が読み取れる。

一方で、「今の仕事に不安を感じているから」「環境の変化に対応するため」といった外的要因による不安解消などのために取り組む傾向は低く、自身のキャリア構築のためにリスキリングを捉えていることが推測される。

リスキリングに取り組む上で悩みに感じていることは、「モチベーションを維持できない(35.6%)」「取り組むためのお金がない(35.4%)」「取り組むための時間がない(35.2%)」が上位にあがった。

同社社会人教育事業部長の木野真弘氏は、「社会人が働きながら学ぶ上で重要なことは、学ぶ目的を明確にすること」とし、「限られた中で時間を捻出し、モチベーションを維持しながら効率よく学ぶ必要があるため、まずは自身のキャリアプランを設定し学ぶ目的を明確にし、実現するための過不足ない学習分野の選択が必要となります」とコメントした。

同調査は4月14日~18日に、首都圏や関西など11都府県に在住で就労中の20~39歳男女1032名に、インターネット上で実施された。

画像提供:ヒューマンホールディングス(冒頭の写真はイメージ)