高校生、パテントコンテストで特許庁長官賞

特許庁、文部科学省、日本弁理士会らが実施する全国の高校生、高等専門学校生、大学生が創造した発明・デザインの中から特に優れたものを選考・表彰する「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト」において今年度の受賞者が決定した。また、過去のコンテストに入賞して権利設定された特許権・意匠権を活用した事業化がなされたものの中から特に優秀なものを表彰する「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト特許庁長官賞」も発表された。特許長官賞については両部門ともに高校生が受賞した。

パテントコンテストの部は岡山県立高松農業高校の生徒による「テンペ入りチーズの製造方法(商品名:テンペチーズ)」。農業教育活動の一環としてインドネシアの大豆発酵食品テンペを添加したチーズを製造する研究の成果を応募して、それが事業化された。同校で設立した合同会社「高農くすのきカンパニー」が販売を担当し、利益を商品開発の活動費に充てるなど、事業拡大への取り組みを継続している。

デザインパテントコンテストの部は鹿児島県指宿市立指宿商業高等学校の生徒による「ストラップ用下げ飾り(商品名:そらまMENストラップ)」。同校の教育で指宿をテーマに商品開発する中で地元名産のそらまめのキャラクターを創作し携帯ストラップとしてデザインしたものを応募して意匠権を取得した。同ストラップは同校の商業教育活動の一環として学校行事「指商デパート」において販売されて評判になって地元中心に販売網を拡大、さらには全校生徒が出資した株式会社「指商いぶしょう」で「そらまMEN」を用いた新商品の開発を行うようになった。

表彰式は25日にイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)で行われる。

(写真はイメージ)

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