ICT導入の小中高の8割が「全校的に」ICTを活用 良い変化を実感

デジタル・ナレッジ(東京都台東区)が3日に発表した、教育現場における情報通信技術(ICT)活用状況の調査結果によると、ICTを「全校的に」導入している学校は8割となったことが分かった。調査は、同社が運営するeラーニング戦略研究所が、ICTを導入している小中高の教員100人を対象に行った。

全学年のほぼ全教科にICTを導入しているのは58%、全学年の一部の科目に導入しているのは22%だった。パソコンを導入しているのが82%と最も多かったが、プロジェクター(69%)、タブレット端末(45%)、電子黒板(45%)、デジタルテレビ(42%)も多く導入されていた。ソフトウェアや設備の面では、無線LANが50%で導入されており、デジタル教科書(18%)なども見られた。

教育現場でのICTは、視覚的な説明や交流が有効と考えられる授業や科目、一生徒の意見を全体に提示する場面など、多方面的に利活用されている。結果として、6割の教員が授業や生徒に対して「学習意欲や集中力アップ」、「学習効果の向上」などの良い変化を実感した。

地域別では、パソコンやプロジェクターの導入は中国地方(ともに100%)、四国地方(それぞれ80.0%、100%)、九州地方(同90.9%、81.8%)で特に進んでおり、無線LANの導入率は北海道で87.5%と最も進んでいることがわかった。

なお、文部科学省が昨年10月に発表した、全国の公立学校のICT導入状況調査によると、コンピューター1台当たりの児童生徒数は6.4人、普通教室の校内LAN整備率は86.4%、電子黒板のある学校の割合は78.0%。都道府県別では、佐賀県が多くの指標で1位となっていた。

参考記事:
学校の教育用タブレット10万台以上に倍加 情報化進む

 
(写真はイメージ)

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