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「福島を未来の水素社会先駆けの地に」 安倍首相、福島県を訪問

安倍首相は5日、東日本大震災で被災した福島県を訪問し、「福島を未来の水素社会の先駆けの地としたい」と宣言した。

この日、首相は福島市の復興牧場、南相馬市のJR小高駅、広野町の震災後に開店したレストラン、楢葉町で営業開始する予定の電気自動車部品工場を視察。牧場では牛乳とヨーグルトを試食し、被災地の住民に「みなさんが福島の食を日本中に届けたいという熱意が伝わった。この熱意が復興の原動力となる」と声をかけた。また、楢葉町でのリチウム電池工場では「福島で未来のエネルギー社会が開花しつつあると実感した」と伝えた。

政府は、2020年には福島で再生可能エネルギーから燃料電池自動車1万台分の水素を作り、県内だけでなく東京オリンピック・パラリンピックでの活用を目指している。これを土台に日本中に水素エネルギーを供給する一大生産地として「福島新エネ社会構想」を打ち立て、官民一体となった構想実現会議を経済産業大臣主導で進めるとしている。

 
安倍首相「福島新エネ社会構想」 未来の水素社会先駆けの地へ

安倍首相「福島新エネ社会構想」 未来の水素社会先駆けの地へ

安倍首相「福島新エネ社会構想」 未来の水素社会先駆けの地へ

 
(画像提供:首相官邸)

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