マニアックな運行状況検索ができる!「バスまだ?」システムを試験運用開始

岡山県岡山市の路線バス「宇野バス」を運行する宇野自動車は14日より、現在の運行状況が見える「バスまだ?」システムの試験運用を始めた。試験運用期間は6月まで。

現在稼働しているのは「地図タイプ」、「一覧タイプ」、「マニアタイプ」の3種類。地図タイプは運行中のバスの位置を直接知ることができ、全通過停留所を地図で見ることもできる。一覧タイプは遅延がわかりやすい表示方法で、道路状況に応じて刻々とバスの順番が入れ替わる。マニアタイプは車両ナンバーをメーンに、実際のバス運行管理システムの画面をキャプチャした画面を表示するという珍しいもの。このタイプのみ回送中のバスも含めて表示される。現在、「時刻表タイプ」を開発中で5月に公開予定。今後もいろいろなタイプを準備していくとのこと。このシステムはパソコン、スマートフォン、タブレットに対応している。

宇野バスは日本最低運賃を目指していることで知られるバス会社。2015年10月1日時点で1km当たりの基準賃率23.20円。これは運輸省認可の全国バス会社180中2番目、民間では1番目の安さだという。
(写真はイメージ)

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