熊本地震で方言支援プロジェクト 福岡女学院大学

福岡女学院大学の公式Webサイトで「熊本支援方言プロジェクト」が公開されている。東日本大震災の時、外部からの支援者と地元の被災者のやり取りで方言がコミュニケーションの障害になったという経験を踏まえ、方言研究の面から熊本地震の救援活動を支援するというもの。現場での医療・カウンセリング・ボランティア活動の円滑化を図る。

まず4月25日に、熊本方言身体語彙ごい図・熊本方言医療関係語彙集などの活動の初期に必要な医療現場で役立つ資料を公開し、続いて大分県の暫定版資料を公開した。熊本県は方言が大きく3区分されるため、北部・南部・東部の三つに分けて表記している。

公開した資料は、A4程度の大きさの紙に印刷したり、タブレットなどの電子媒体で持ち歩き指差しで使用したりできる。また、避難所などの支援者が交代する場所には大きなポスターにして掲示し、まだ記載がない方言形を書き込んで次の支援者への情報の伝達の手段としての活用もできる。

同大学は、今後も時間をかけてカウンセリングやボランティア活動に役立つ資料を作成していくとしている。

熊本支援方言プロジェクト(福岡女学院大学ホームページ)
http://www.fukujo.ac.jp/university/other/hougenpjt.html

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