阪大と中外製薬が免疫学研究で産学連携

大阪大学と中外製薬は、先端的な免疫学研究において包括的な連携契約を締結した。

阪大が持つ免疫学フロンティア研究センター(IFReC)に対して中外製薬が10年間で100億円を拠出することで、IFReCが取り組む研究テーマの成果情報開示や研究に対する第一選択権を取得できる。また研究者の交流や共同研究実施に向け「連携推進ラボ」のIFReC内設置および研究基盤を構築する。

これによりIFReC研究者はより基礎研究に専念できる環境が用意され、研究成果の社会還元の道筋が明確になる。

IFReCの世界最先端の免疫学研究ノウハウと、中外製薬の独自創薬研究ノウハウを合わせることで革新的新薬の開発を見込める。両者は常時5〜10件の共同研究を推進することを目標としている。

 
(写真はイメージ)

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