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就活2017 解禁前に内定出し42.1% 「短期決戦」は大企業のみか

企業の採用活動を支援するサイト「ジョブラス(JOBRASS)新卒」を運営するアイデム(東京都新宿区)は、2017年度の新卒採用業務担当者1000人を対象に状況を調査し、14日に結果を発表した。

日本経済団体連合会(経団連)の指針では選考解禁が6月となっていたが、6月より前に内定を出し始めたと答えた企業が42.1%と4割を超えた。採用活動の終了見込み時期は、「8月末頃まで」が12.5%と最も多かった一方、規模が小さい企業ほど、年内や年度内を見込む企業が多くなった。大企業では多くの人が予想したとおり「短期決戦」となりそうだが、中小企業では採用活動は比較的長期的となることが予想できる結果となった。

内定を出し始める予定の月、あるいは出し始めた月について、最も多かった答えは「未定」(15.8%)の次に「6月」で14.9%となった。しかし、2月以前が14.2%、5月が12.6%、4月が10.7%と、6月より前の月がそれに次いで多くなった。内定を最も多く出す予定の月、あるいは出した月については、「集中的に出す月はない」が17.2%で最も多く、次いで「6月」(14.1%)、「7月」(10.4%)、「5月」(8.6%)となった。

6月以降に内定を出し始める企業では、半数以上が「内定を出し始める月」と「内定を最も多く出す月」が同じになり、短い期間で終息させる傾向が見られた。一方、6月より前に内定を出し始める企業では、「内定を最も多く出す月」は分散した。

終了見込み時期を従業員規模別にみると、3000人以上の企業では「8月末頃まで」が21.3%で最も多くなり、その他の回答も9月以前に集中した。一方、99人以下では「2017年3月末頃まで」が25.3%と最も多くなり、「12月末頃まで」が18.5%とそれに次いだ。100~299人では、多いものから順に「10月末頃まで」(15.2%)、「12月末頃まで」(14.6%)、「8月末頃まで」(14.0%)、「2017年3月末頃まで」(11.7%)となった。中小企業ほど、年内や年度内の見込みが多くなっていることが分かる。

全体で見ると、現在の採用活動については、「現在行っている」が62.3%、「既に終了している」が11.7%、「まだ何も行なっていない」が26.0%となった。
内定者が採用予定人数に達しない場合について、それでも「採用基準は下げない」と答えた企業は53.3%、「採用基準を下げてでも人数を充足させる」は24.4%だった。

調査期間は5月1日~5日。インターネット調査により行った。

参考記事
選考解禁 6月頭の内定率は54.9% 「前倒し」の影響は?
2017年卒の就活は短期決戦? 5月末内々定率4割超える

 
(写真はイメージ)

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