Windows 10 無償アップグレード期限迫る

いよいよWindows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレード期限の日が迫ってきた。Microsoftのウェブサイトでは、「キャンペーンは7月29日に終了します」という文字の下に、まるで映画『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』のようなカウントダウンが表示されている。もっとも、このカウントダウンが指し示す『審判の日(ジャッジメント・デイ)』は、日本時間で7月30日18時59分のようだ。

Windows 10 期限の日、迫る

同社は「無償アップグレード期限を延長する予定はない」と明言しているので、このキャンペーン期間が過ぎれば有償で手に入れるしかなくなる。

一方、Windows 7は2020年1月14日にサポートが終了し、Windows 8.1も2023年1月10日に終わる。基本ソフト(OS)を安全に保つためにはセキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)の適用が必須だが、サポート終了後はパッチが提供されなくなる。まだ先のことのように感じるかも知れないが、2015年末にリリースされた第6世代Coreプロセッサー「Skylake」搭載パソコンの場合、Windows 7/8.1のサポート終了は2018年7月17日とぐっと短くなる。

なお、Windows 10にアップグレードしても31日以内であればOSの機能によって元のOSに戻すことができる。その状態からであれば7月29日以降であっても再び無償でWindows 10にアップグレード可能だ。

また、無償アップグレード対象になっていないWindows Vistaも、システム要件としてはWindows 10が動作する機種がある。Windows Vistaのサポートも2017年4月11日に終了するので、この機に有償ではあるがいったんWindows 7/8.1にアップグレードした上で、Windows 10にアップグレードするというのもありだろう。

参考記事
Windows 10無償アップグレードの提供は7月29日(金)まで(2016/05/07)

 
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