夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本

熊本県山鹿市で毎年8月15~16日に行われる伝統的な祭り、「山鹿灯篭まつり」。

頭上に金・銀の和紙でできた金灯篭かなとうろうを載せた浴衣姿の女性たちが、「よへほ節」の調べにのせて、優雅に舞い踊る夏の風物詩である。

祭りの由来は諸説あるが、その昔、日本書紀などにも登場する景行天皇の一行がこの地域を訪れ、深い霧のため進路を見失ったとき、住民たちが松明たいまつを掲げて天皇一行を導き、このときの松明がのちに灯篭となって神社に奉納された、というのが最も有名な説である。

山鹿灯篭は木や金具を用いずに和紙と糊だけで組み立てられ、国の伝統的工芸品として指定されている。

今年、祭りの冒頭では山鹿市長が挨拶し、4月に起こった熊本地震支援に対する感謝と今後も継続的な支援をお願いする言葉を述べた。祭りが始まり、1000の灯が櫓を中心にして渦のように揺れる「千人灯篭踊り」では会場全体が幻想的な雰囲気に包まれた。周囲の照明が消えて灯篭の灯りだけになった瞬間は会場全体から感嘆の声が上がった。

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
照明が消えると一層幻想的な雰囲気に包まれた

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
踊りは灯篭踊り保存会によって受け継がれている

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
県内外から多くの観光客が訪れていた

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
1000人全員が入場するまで30分くらいかかった

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
街路も灯篭の形をした灯で照らされている

夜明かりの中、優雅に舞い踊る 「山鹿灯篭祭り」熊本
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