• HOME
  • 社会・経済
  • 留学生が感じる、日本のおかしな就活習慣 最多は「リクルートスーツ」

留学生が感じる、日本のおかしな就活習慣 最多は「リクルートスーツ」

就職支援サイトを運営するディスコ(東京都文京区)は、2017年3月卒業予定の留学生3531人を対象に実施した、職業観や就職活動に関する調査の結果を17日に発表した。調査結果の中で、日本の就職活動でおかしいと思った制度や習慣についての回答は、1位が「服装(リクルートスーツ)」(38.9%)、2位が「就職活動の時期」(38.5%)、3位が「新卒一括採用」(33.1%)、4位が「筆記試験」(31.9%)だった。

同調査によると、日本で就職したいと回答した留学生は84.1%で、そのうち就職後にその企業の海外拠点で働きたい人は70.7%となった。就職先企業を選ぶ際に重視する点は、「将来性がある」が53.4%で圧倒的に多い。同社の別の調査によると、就職先企業を選ぶ際に重視する点については、国内学生も「将来性がある」が44.7%で最も多かった。国内学生は「職場の雰囲気が良い」(34.3%)、「社会貢献度が高い」(32.9%)がそれに続いているが、留学生はそれぞれ27.4%、17.2%と、突出して高くはない。留学生の就職志向の特徴が表れた。

日本の就活制度や習慣について、「普段出社することをイメージして服装を選ばせてもらいたい」「一斉にスタートして同じスーツ、かばん、靴でするのはおかしいと思った」「せっかく日本に留学しに来たのに、就活のために4年生の時期はなかなか授業を受けられないのが残念」「新卒一括採用の制度で、勉強に集中できず、自分のペースで就活できない」「入社時期より1年も早く就活をすることに疑問」「職種に関係ない試験の意味が分からない」といったコメントが寄せられた。

留学生は、就職後に「一つの会社にこだわらず、転職などでキャリアアップをしたい」という回答が48.6%で最も多く、国内学生の「一つの会社に定年まで勤めたい」(49.4%)が最も多かったのと対照的だった。

日系企業への就職を希望している留学生は62.5%。企業の規模は、「業界トップ企業」が32.1%、従業員1000人以上の大手企業が33.4%となり、国内学生より大企業志向が強くなった。

留学生の志望業界は、文系は商社(総合)(45.3%)、商社(専門)(26.6%)、ホテル・旅行(24.3%)の順に多く、理系は情報処理・ソフトウエア・ゲームソフト(29.2%)、情報・インターネットサービス(26.4%)、電子・電機(23.6%)の順に多かった。

企業研究する上で知りたい情報は「採用スケジュール」(80.4%)が最も多く、もっと発信してほしい情報は「外国人留学生の採用実績」(61.5%)が最も多かった。

(写真はイメージ)

 
Facebook Like!

関連記事一覧