TOEIC 730点以上取得者、7割が「スピーキングは苦手」

語学教材出版社のアルクが6月27日、日本人のスピーキング能力に関するレポートを発表した。リスニング、リーディングで高得点の人の約7割は、スピーキングを苦手としていることが分かった。

調査は、同社が2004年から運用している電話によるスピーキングテストTSST(Telephone Standard Speaking Test)を2015年12月までの間に受験し、かつTOEICテストスコアを持つ2万5559人を対象に実施。TSSTの評価は9段階で、「英語を使った業務の遂行は難しい」とされるレベル5以下が対象者全体の87.9%を占め、「業務で英語を使えるスピーキング力を持つ」とされるレベル6以上の人は約10%にとどまった。

リスニング・リーディング力を測るTOEICテストとの相関性を見てみると、「リスニング・リーディングで業務上大きな支障はない」とされる730点以上取得者のうち、英語の業務が難しい「レベル5以下」が68.7%、英語で業務ができる「レベル6以上」の人は31.3%であることが分かった。約7割の人が、英語を読んだり聞いたりする分には問題がなくても、業務や学業を行うにはスピーキング力の面で不足しているという結果となった。

TOEIC 730点以上取得者、7割が「スピーキングは苦手」

(写真はイメージ)

 
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