豊岡・郷公園よりコウノトリをドイツに譲渡

兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)は、欧州動物園水族館協会(EAZA)の要請によって、ドイツの動物園へコウノトリを譲渡するよう調整していると発表した。

5月にEAZAから日本動物園水族館協会へ譲渡の協力要請があり、来年の繁殖に間に合うよう12月までにオス5羽メス1羽の計6羽を希望しているという。EAZAは、欧州の動物園が飼育するコウノトリが全体的に高齢となっているために、世界最大の鳥類園であるヴァルスローデ世界鳥類園(ドイツ・ニーダーザクセン州)にコウノトリを受け入れ、そこを飼育拠点として欧州での今後の繁殖につなげていきたいとしている。

これに対し、同公園は、兵庫県のコウノトリ野生復帰の取り組みを欧州全域に発信できること、世界的な飼育拡大により鳥インフルエンザ発生などへの危機分散が図れることなどから譲渡を承諾した。

今後、飼育・繁殖に適した個体を選定するとともにEAZAと譲渡に関する契約書を締結し、文化庁、環境省、農林水産省、経済産業省とコウノトリの移動・輸出に向けた協議に入る。

豊岡・郷公園よりコウノトリをドイツに譲渡

画像提供:兵庫県立コウノトリの郷公園

 
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