ルノー・日産、MSと提携 次世代コネクテッド・カー技術開発へ

日産自動車は27日、マイクロソフトとルノー・日産アライアンスが提携し、コネクテッド・カーがもたらすドライブ・エクスペリエンス(運転体験)を発展させる次世代技術の開発を進めると発表した。

コネクテッド・カーとは、ICT端末としての機能を持つ自動車。車両の状態や周囲の道路状況などのさまざまなデータをセンサーで取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、新たな価値を生み出すことが期待されている。

両社は、マイクロソフトのクラウド・プラットフォーム「Microsoft Azure」と連動した車両向けに次世代のコネクテッド・サービスを共同で開発するという。最先端ナビゲーションシステムや故障を予防する事前メンテナンス、遠隔から車両状況を把握する技術などだ。

ルノー・日産アライアンスは21日に、コネクテッド・カーおよびモビリティサービスプログラムの拡充を加速するため、仏ソフトウェア開発会社シルフェオの買収を発表している。2020年までに自動運転技術を10車種以上に採用するだけでなく、車内で過ごす時間をより効率的に活用するために必要なコネクテッド技術や機能の開発を目指すという。

(写真はイメージ)

 
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