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在留外国人、230万人 ベトナム人がブラジル人に迫る

法務省は9月27日、2016年6月末の在留外国人数と、2016年上半期の外国人入国者数・日本人出国者数を発表した。在留外国人数は230万7388人で、前年末時点から3.4%増加し、過去最高となった。国籍別では、1位が中国人(67万7571人)、2位が韓国人(45万6917人)、3位がフィリピン人(23万7103人)だった。前年末時点から最も増加率が大きかったのは5位のベトナム人(19.6%増、17万5744人)で、4位のブラジル人(17万6284人)に僅差で迫った。

在留資格別では、永住者は71万3604人(前年末比1.9%増)、留学は25万7739人(同4.5%増)、技能実習は21万893人(同9.5%増)だった。都道府県別では、東京都(48万3538人、同4.5%増)が最も多く、愛知県(21万7465人)、大阪府(21万4537人)が続き、愛知県と大阪府の順位が逆転した。

国籍・地域別の6位から10位までは順に、ネパール(6万689人)、米国(5万3050人)、台湾(5万908人)、ペルー(4万7670人)、タイ(4万6690人)だった。増加率がベトナムの次に大きかったのはネパールで10.8%増だった。約10年前(2007年末)と比べると、ベトナム人は約4.9倍、ネパール人は約7.2倍となった。

上半期の外国人入国者数は1145万6344人で、前年同期比22.4%増と大幅に増加し、過去最高となった。うち新規入国者数は1036万8124人(同23.5%増)だった。国籍・地域別では、中国(262万1323人)、韓国(250万6920人)、台湾(208万5538人)が最も多かった。日本人出国者数は791万1808人で、前年同期比3.8%増加した。

(写真はイメージ)

 
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