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宇宙帆船「LightSail」プロジェクト、クラウドファンディングで資金調達

 惑星協会(米カリフォルニア州パサデナ)が、太陽光圧を推進力とする宇宙帆船「LightSail(ライトセイル)」プロジェクトの資金調達を、クラウドファンディングサービスKickstarter(キックスターター)で行なっている。6月26日までに100万ドルを目指し、5月25日現在、1万4000人から70万ドル強を集めている。
 LightSailは、打ち上げ時には食パン3個分程度の大きさで、CubeSat(キューブサット)と呼ばれる小型人工衛星の規格で作られている。宇宙空間で厚さ4.5ミクロン、32m2の帆を展開し、太陽から無限に降り注ぐ光圧を受けて帆船のように宇宙を進む。そのため、軌道上に重い燃料を運ぶ必要がない。光圧による加速はわずかなものだが、化学ロケットのような瞬間的な推力とは異なり、時間を掛けて連続的に加速でき、より高速に到達できる。今月から7月までプロトタイプ機で帆の展開などテスト飛行と分析を行なう。その結果を踏まえ、2016年に本格的なデモンストレーション飛行を計画している。その際、出資者全員の名前が記されて打ち上げられる。
 LightSailは、惑星協会のビジョナリーな創始者であるルイス・フリードマン、ブルース・マレー、カール・セーガンの希望と夢の集大成となる。

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