東大発人工知能技術ベンチャー、7億円の資金調達を実施

東大発ベンチャーのエルピクセルは24日、ジャフコや東レ、孫泰蔵氏の運営するMistletoe社などから総額7億円の資金調達を実施したことを発表した。

同社は、東京大学の生命科学の研究者が中心となって2014年3月に設立した技術ベンチャー企業。ライフサイエンス領域で人工知能技術を活用した画像解析ソリューションを開発・提供している。

これまで、国内の研究機関や医療機関向けに画像解析技術を用いた受託開発業務を行ってきた。今回の資金調達により、同社の画像処理製品や、がんなどの疾患を高精度で検知する画像診断技術の研究開発の強化、海外進出を含む事業拡大を狙っていく。

同時に東レエンジニアリングとは、人工知能を活用した画像解析技術の研究開発に関する包括提携契約を締結した。

日本は100万人あたりのCTやMRIの台数・総撮影回数が世界で最も多いとされるが、その一方で放射線科医の不足が深刻になっている。対人口比率を欧米諸国と比較した場合、日本の放射線科医総数は診断・治療ともに不足しているのが現状だ。特に放射線科医の中でも、画像診断を専門とする画像診断医の需要は高く、業務負担や継続性などに課題がある中で、画像処理の効率化が求められている。

 
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