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自動運転の定義、政府が見直し 「完全自動化」のレベル5新設

政府の道路交通ワーキングチームによって、自動運転の定義を現行のレベル1~4の分け方から、定義を変更して新たにレベル5を追加する方針が出ている。これまで「完全自動走行」を指してきたレベル4を、レベル4と5に分け、「環境などの条件に限定されない完全自動運転」のことをレベル5と呼ぶことになる。

従来、政府が用いてきた定義は、2013年に米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が提言したものとほぼ同じ。昨年9月に、NHTSAが自動車技術者協会(SAE)の定義を採用したため、政府の定義もそれに合わせることになった。

従来の定義からの主な変更は、従来のレベル4の「完全自動走行」を、新たにレベル4とレベル5に分けること。新定義では、レベル4は「環境、交通状況、速度、時間的などの条件に限定された高度運転自動化」、レベル5は「なんら条件に限定されない完全運転自動化」となる。また、従来「自動走行」としてきた用語をこの機会に「自動運転」に置き換える。

この定義変更は官民ITS構想ロードマップ2017によるもので、定義の変更に伴い、実現時期の目標も修正される見込み。

昨年は自動運転レベル2の搭載車が数社から販売されており、今年にはレベル3の搭載車が発売されると予想されている。

参考記事
【解説】自動運転システムの「レベル」とは?(2016/09/24)

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