花便り~ユキヤナギ

花便り~ユキヤナギ

暦では春を迎えても、まだまだ雪の話題を目にする今日この頃。花屋でも雪が積もっているような光景を目にした。ユキヤナギだ。

小さい白い花が枝に沿ってびっしりと咲く様子は、雪が積もったように見え、また枝葉は柳のように細長いことからユキヤナギの名前がついた。花が散る様子はまさに雪が降るようで、地面には散った花びらが広がり、まるで白い雪が積もったようだ。白い花を白米に例え、別名「小米花こごめばな」とも呼ばれる。

原産は日本、中国。バラ科に属する。中国では「噴雪花ふんせつか」という、やはり花を雪に見立てた名が、また英名では「Baby’s breath spirea」とも呼ばれ、「赤ちゃんの息のspirea(シモツケ属)」というかわいらしい名がついている。実は花の色は白だけでなく、薄い桃色をしたフジノピンクという品種もある。

開花時期は3~5月頃までなので、本物の雪を見られる時期が終わっても、暖かくなってからゆっくり“雪見”を楽しんではいかがだろうか。

花言葉:愛嬌、愛らしさ、懸命、静かな思い、気まま、殊勝
ユキヤナギ(雪柳): バラ科シモツケ属の落葉低木

花便り~ユキヤナギ
2016.3皇居東御苑にて

 
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