トヨタ燃料電池バス、東京都で路線バスとして運行

東京都は21日から、トヨタの燃料電池バス(FCバス)2両を営業運行する。市販車を路線バスとして運行するのは日本初だという。

運行する路線は東京駅丸の内南口~東京ビッグサイト間を走る都05系統。有楽町駅、銀座四丁目、築地三丁目、勝どき駅、有明テニスの森を通る。FCバスの運行情報は、都バス運行情報サービス(tobus.jp)のラッピングバス検索「FCバス」で確認できる。

FCバスは、燃料となる水素を搭載した高圧タンクから燃料電池に供給し、そこで空気中の酸素と化学反応させて作った電気でモーターを駆動させ走行する。トヨタFCバスは、同社の燃料電池自動車MIRAI(ミライ)向けに開発した燃料電池技術を採用している。

なお、トヨタは2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて東京都を中心に100台以上のFCバスの導入を予定しているという。

画像提供:東京都、トヨタ自動車

 
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