コンビニ売上高3カ月連続増 各種サービスが好調

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が21日に発表した6月の全国コンビニエンスストア統計調査によると、既存店ベースの売り上げは前年同月比0.6%増の7674億円となり、3カ月連続で前年を上回った。また来店客数は同0.3%減の12億9972万人、全国の店舗数は前年同月比4.0%増の5万2650店となった。

JFAによると、梅雨前線の活動が活発で客数に影響を及ぼしたものの、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や弁当、惣菜等の中食が好調に推移したことで売上高が伸び、客一人あたりの平均購入金額は前年同月より5.2円高い590.5円となった。

商品構成別の売り上げでは、コーヒーやおにぎり・プリンなどの「日配食品」が前年同月比2.2%増、菓子やアルコールや冷凍食品などの「加工食品」が前年同月比1.2%減、たばこや雑誌・洗剤などの「非食品」が前年同月比2.3%減、宅配便やコピー・各種チケットなどの「サービス」が前年同月比17.0%増。