東京国立博物館とTOPPAN、VR共同プロジェクト

東京国立博物館とTOPPAN、VR共同プロジェクト

東京国立博物館(TNM)と凸版印刷は18日、バーチャルリアリティ(VR)技術を活用した新しい文化財鑑賞手法の開発を目的とする第3期共同プロジェクト(2017~21年)の契約を締結したと発表した。VR技術を活用した多言語コンテンツや体験型コンテンツなどの新しい文化財鑑賞手法を開発し、同シアターを20年に向けて日本文化の体験拠点、観光拠点として展開していくことを目指す。

両者は07年から第1期、第2期にわたり共同でプロジェクトを推進、同年から「TNM&TOPPAN ミュージアムシアター」を共同運営してきた。13年1月からは東洋館地下1階に現在のシアターが開設されている。シアターには98席の座席と、300インチの大型スクリーン、超高精細4Kプロジェクタを導入。これまでに「洛中洛外図屏風 舟木本」や「伊能忠敬の日本図」といった、東京国立博物館の所蔵品がテーマとなった共同作品9本の上映が行われた。

画像提供:凸版印刷(TNM&TOPPAN ミュージアムシアター)
 

参考記事
「江戸城の天守」をVRで再現 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター(2017/01/3)

 
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