海洋ごみについて考える「出前講座」実施校を募集 環境省

「海洋ごみ」学ぶ出前講座、高校で実施 環境省が実施校募集

環境省は21日、海洋ごみに関する出前講座を実施すると発表した。海洋ごみの専門家を学校に派遣して約1~2時間程度の講義を行うというもの。対象は全国の高等学校、高等専門学校で、募集数は15校程度。講師の派遣にかかる費用(交通費、教材費)の学校側負担はない。ただし、学校外で会場を用意する場合は学校負担となる。

海洋ごみとは漂流・漂着・海底ごみなどの総称。海洋ごみの中でも、特に海洋中のプラスチックごみの問題は、生態系への影響が懸念されており、昨年5月に行われたG7伊勢志摩サミット、富山環境大臣会合および茨城・つくば科学技術大臣会合においても、世界共通の解決すべき課題として高い関心が寄せられた。

募集期間は6月16日まで。申し込み多数の場合は実施地域のバランス等を考慮して決定する。実施校決定後、2018年3月16日(予定)までに順次行う。募集要項・申し込み方法は環境省のホームページ(http://www.env.go.jp/press/103965.html)で確認できる。

(写真はイメージ)

 
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