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中国室内音楽コンサート

中国国家大劇院五月音楽祭が開幕 21日間の「芸術の宴」

中国・北京で6日、「2017年中国国家大劇院五月音楽祭」が夜の室内コンサートをもって開幕した。同音楽祭は、人々が音楽への親しみを深めるために2008年から始まったもので、今年で9年目を迎える。

国際音楽界で熱い注目を集める著名バイオリニスト呂思清ロ・スチン、ピアニスト陳薩チン・サ、チェリスト秦立巍チン・リウェイらが出演。ピアノとの協奏、弦楽四重奏、パーカッションなど多彩な曲目を3時間に渡って披露した。フランスからチェロ八重奏団も訪れ、名曲「椿姫」の一部を現代風アレンジで演奏した。

会場となった中国国家大劇院音楽ホールは2000席以上あるが、80〜500元(約1300〜8000円)の5種類あるチケットは全て完売だったという。今回の室内音楽コンサートへの関心の高さがうかがえる。1曲の演奏が終わる度に、大きな拍手が起こった。聴衆はお年寄りから子どもまでさまざまで、クラシック音楽が中国の幅広い世代に浸透していることが分かる。

今年はベートーヴェン没後190周年であるため、今回の音楽祭のテーマは「ベートーヴェンに耳を傾ける」だった。6日夜から始まった音楽祭は21日間続き、計17回のコンサートが計画されている。

中国室内音楽コンサート
音楽ホール内

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大劇院外観

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大劇院内観

 
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