【世界が見える! 米株ウォッチ】注目のFOMC、終了後は材料乏しく

アメリカ株式市場で見る世界動向通信

9月18~22日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は、19、20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前で積極的に動きにくい展開、終了後は年内の見通しが明らかになったことで材料不足となった。

18日は前週末比63.01ドル上昇の2万2331.35ドルだった。FOMCを前に、積極的に動きにくい中、個別銘柄の上昇がダウ全体を支えた。航空機大手のボーイングや建設機械大手のキャタピラーが買われた。ダウは7日連続で最高値を更新。安全資産とされる債券から、リスクオンムードの中で資金は株式市場へ移り、米国債の利回りが上昇。利回りの上昇で恩恵を受ける金融株が買われた。

19日は上昇、2万2370.80ドルだった。引き続きFOMC前で動きにくい中、ダウは金融株などの上昇に支えられて8日連続の最高値更新となった。この日、トランプ米大統領が国連での演説で北朝鮮を強い言葉で非難したが、市場への影響はほとんどなく、北朝鮮リスクへの警戒感が弱まっている。

20日は上昇、ダウは9日続伸の2万2412.59ドルだった。注目のFOMCを受けて、一時ダウは下落に転じたものの、上昇で取引を終えた。FOMCでは、ハリケーン被害などがあったにも関わらず、先送りはなく年内利上げの方針が変わらなかった。債券価格は下落し金利は上昇、金融株が買われてダウ全体の支えとなった。製品の不具合が分かったアップルが売られた。

21日のダウは下落、2万2359.23ドルとなり10日連続の高値更新とはならなかった。年内利上げ方針が示されたことで、市場は次の材料探しを始めた模様。また、前日からアップルが売られていた。

22日は続落、2万2349.59ドルで取引を終えた。アップルが連日下落しており、マイナス材料。FOMCを終えた市場では次の材料が乏しい。この日はユダヤ教の祝日だったこともあり、市場参加者が少なかったことで市場は力強さに欠けた。

(写真はイメージ)

 
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